法人からのお知らせ
【報告】あいえる祭り 防災イベント ver.1
近年、地震や水害など大きな災害が続いていますが、その際に一番被害を受けやすいのが高齢者や障がい者です。その様な事態に備え、あいえるの会の防災会議を毎月開催する中で、有事の際どの様にして利用者を助ける事が出来るか?毎回のように話し合ってきました。職員だけで全ての利用者を助けるのは困難で、自助・共助・公助の中の「共助」について、地域で助け合う関係性をつくる必要があるという結論に達し、令和3年度の防災会議を締めくくろうとしていました。その最終回の会議に白石理事長から、AAR Japan(難民を救う会)から、今回のイベントの話を持ち掛けられた、との報告がありました。
AAR Japanの意向は、「震災以降、災害のなかで生きづらさを抱えた人たちが、危険な場所から逃れ、避難しながら生きる事がどれほど厳しいかを思い知らされてきた。国は、災害時の避難行動要支援者への取り組みや福祉避難所の取り組みを進めてきたが、たびたび起こる災害の中で、それらの取り組の根底には、特別の気配りや手助けに加え、日ごろから身近な地域の中で、生きづらさを抱えた人たちが迷惑を掛け合いながら生きていく営みが当たり前にならなければ、同じ思いをすると感じている。地域や関係者と「災害があっても命をあきらめない」場所をつくりたい。そのモデルとなる拠点を作り、様々な地域で「命をあきらめない」場所ができる事を望んでいる」というものでした。そのような思いで、今回あいえるの会が選ばれ、地域とのつながりをもつための防災をテーマにしたイベント行う事となりました。
イベントは、あいえるの会の本部事務所1階と2階、駐車場にはテントを設営して行われ、10時のオープン前からご来場いただいたお客様もいらっしゃいまして、関心の高さが伺えました。
会場では、郡山市が実際に災害時に避難者に配布する食糧や水、段ボールで組み立てるベッドや間仕切り用のパーティション、同じく段ボール製のトイレと個室用のテントを実際に展示して広さや大きさなどを体験してもらいました。
また、水消火器で消化の疑似体験や災害時に必要な持出し品を当てるゲーム、電動車いすや手動車いすの乗車体験、手動車いすに乗車してもらい段差を乗り越えるなど介助を受ける体験などが行われました。
それから、イベントの目玉として、午前中は市政きらめき出前講座の「こんなときどうする 災害から身を守るために」を依頼して、市防災危機管理課の方から地震が起こるメカニズムや最新の災害等に関するお話をいただきました。
また、午後からは、岩手在住のキャサリン・ポーターさんのハープ演奏会が開かれ、ハープの美しい音色に心を癒されました。
その他に、ご来場いただい皆様には、東本願寺のボランティアの方々が猛暑の中、炭火で焼いてくださった焼きたてのやきとり、市から提供された非常食、あいえるの会からは防災関連グッズ3品と生活介護のわーく・たいむ・るーとの3事業所の利用者さんが作っている手芸品とお菓子の詰め合わせを、記念品としてお渡しました。
また、利用者Mさんが毎日コツコツと作っている帽子の形のマグネットと、かたひらの畑活用プロジェクトさんの新鮮な野菜の販売があり、どちらも好評でした。
今回は、多くの方にあいえるの会を知ってもらいたいという反面、コロナ禍という事もあり、来場者が増え過ぎないようするという複雑な状況ではありましたが、約30名のご来場をいただきました。猛暑の中お集まりいただいた来場者の皆様と運営にご協力をいただいた皆様には至らない点が多々あったかと思いますが、この場を借りてお詫びと感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
障がいがあっても高齢になっても地域で安心して楽しく暮らすために!
~脳性まひの二次障がいによる頚椎手術と、その後の暮らしについて~
あいえる祭り 防災イベント バージョン1
障がいを持つ方の防災や避難について考えよう!
令和3年度 自立生活支援セミナー開催の報告
DPI日本会議と共催で自立生活支援セミナーを開催しました
去る3月18日に、あいえるの会・DPI合同で【一緒に考えませんか?災害時のこと】をテーマにセミナーを開催いたしました。
今回のセミナーは、新型コロナウィルス感染対策にてオンラインでの開催となりました。全国各地から、70件の視聴申し込みがありました。
当法人の白石からは、東日本大震災時の支援センターの活動経験を踏まえた障がい者の避難や福祉避難所等についての提言を、立木茂雄氏からは、災害対策基本法の改正を受けた障がい者の避難や福祉避難所の在り方などについての最新の情報を、さらに村野淳子氏からは、行政や地域住民を巻き込んだ避難訓練の取組などについてお話いただきました。セミナーの最後にはDPIの佐藤聡氏から、障害者差別解消法の改正などへのDPIの取組について報告がありました。
今回のセミナーに参加して思ったことは、当事者自身が行政で行っている避難訓練などの地域活動に積極的に参加し、近所の方との交流を持つために行動していかなければいけないということです。
”自分の命は自分で守る”という気持ちは大事です。
しかし、災害時はまわりの協力が欲しい時があります。
そのようなときのために、当事者自身が自分をアピールしていかなければ、地域の方々に気付いてもらえないので、もっと積極的に自分達の存在を出していかなければならないと思いました。
福島県では東日本大震災から11年…そしてセミナーが開催される2日前に福島県沖を震源とする震度6強の地震が起きたばかりでした。
全国では地震以外にも台風被害など、自然災害が起きています。
当事者も職員も災害が起きてからではなく、命を守るということから日頃から避難訓練や防災訓練を定期的に実施し、すぐ動ける体制を関係機関ともに作っていきたいと思いました。
自立生活支援セミナー開催のご案内
あいえるの会 利用者アンケートの公開について
あいえる祭り2020
あいえる祭り2020が開催されました。
あいえる祭りが開催されました。
6月16日(日)14:00~郡山駅前広場にて、あいえる祭り第1弾「ライブコンサート」を開催しました。
今回のライブコンサートは、「郡山三線会」「バンジョー奏者・吉崎ひろし」さん、「ひとりぼっち秀吉(ひできち)BAND」の3グループ・個人に出演していただきました。
「郡山三線会」による「い~や~ささっ!」の音頭による沖縄民謡の演奏と踊りに心が躍り、「バンジョー奏者・吉崎ひろし」さんによる、アメリカ生まれの弦楽器バンジョーによるカントリーミュージック(カントリーロードなど)の演奏で感動し、そして「ひとりぼっち秀吉BAND」による代表曲、「俺たちまだやれる人」の演奏など会場は大盛り上がりでした。
そして、あいえるの会のHIROが作詞し、秀吉さんが作曲した「LIFE STYLE」は、観客の中に涙を浮かべている方がいらっしゃるなど、とても大きな感動を与えたようです。その後、盛大なフィナーレとなり、大盛況の内に幕を閉じることが出来ました。
今回のイベントに関わって頂いた全ての皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
演奏の様子をスライドショーにしてアップしましたので、そちらもご覧下さい。
「あいえるまつり2020」のご案内
あいえる祭り2020を開催!(終了しました)
あいえる祭り チラシ (2019-12-27 ・ 1205KB) あいえるの会は、創立25周年目を迎えました。これもひとえに皆様方の暖かいご支援のおかげと心より感謝しております。
この25周年を記念し、第4回あいえる祭り(あいえるまつり2020)を、令和2年1月21日(火)~1月26(日)までの6日間、郡山市ビッグアイ6F展示室にて開催いたします。この節目の年に、今回の祭りを開催し、郡山市に住む多くの方々に、あいえるの会を知って頂きたいと考えております。
祭りのテーマは「郡山市民の皆さまと25年間にわたる、あいえるの会の歴史を語り合いたい」。
期間中は、わーくIL、たいむIL、るーとIL、それぞれの生活介護事業所の利用者様が作成した書道や陶芸品、缶バッジやボンボンマスコットなどの展示の他、気功体操教室やリンパマッサージ、ボッチャの体験コーナーなどを企画しております。
たくさんのご来場をお待ちいたしております。
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自立移行住宅「あーすろーど」
【ケア付き住宅(仮)名称決定!!】
事務局の岡部です。
さて、これまでケア付き住宅(仮)については、仮称として来ましたが、いよいよ名称が決まりました!
先日(9月24日)に開かれた、あいえるの会臨時総会、兼ケア付き住宅(仮)説明会において、白石理事長から発表されました。
その名は、、、
『自立移行住宅 あーすろーど』
名称に込めた理事長の想いは3つ。
・地球の大地に根付かせる自立生活
・障がい者自身の動き(道(ロード)を歩む)が社会を変え、さらに地球を守ることにつながると信じて
・障がい者の自立を明日(アース)に繋げていき、後輩の意率を促していく
建物については来月着工し、入居予定者向けのILPも本格的になっていきます。
これからも、情報をお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
『往き還り繋ぐ ~障害者運動 於&発 福島の50年~』のご案内
福島の障がい者運動史『往き還り繋ぐ』が刊行されました!
福障連 学習会のご案内
旧優勢保護法での優生手術被害を考える学習会の開催(終了しました)
福島県障がい者自立生活推進連絡会では、下記の日程で優生手術被害を考える学習会を開催します。 先の国会で被害者の救済法案が通りましたが、各地で裁判が繰り広げられ、国からは明確な謝罪は聞かれません。 3年前の「やまゆり園事件」を乗り越えていくためにも、私たちは「内なる優生思想」にも目を向けていかなければいかないのではないでしょうか。 今回は安積遊歩さんを講師にお迎えし、基調講演をいただくとともに、優生手術を受けさせられた被害者の方を招いてのシンポジウムも開きます。 ぜひ、多くの皆さんのご参加をいただき、この問題を一緒に考えていきたいと思います。 なお、参加については添付のチラシをご覧ください! 日時 令和元年6月29日(土)11時~16時 会場 郡山市総合福祉センター 5階集会室 定員 80名 内容 〇第1部 基調講演 11時~12時30分 「優生思想をめぐる親子の対話」 講師 安積遊歩氏(ピアカウンセラー) 〇第2部 シンポジウム
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あいえる祭りのご案内
あいえる祭り第1弾を開催!(終了しました)
あいえる祭りライブ チラシ (2019-06-02 ・ 243KB) あいえるの会は、創立25周年目を迎えます。その節目を記念し、この1年間「あいえる祭り」と題して、様々なイベントを開催していきます。第1弾はライブ企画を行います。
福島の人気バンドグループ「ひとりぼっち秀吉バンド」によるライブ、バンジョー奏者の「吉崎ひろし」によるフリーライブ、そして友情出演として「郡山三線会」による沖縄民謡の演奏を行います。
たくさんのご来場を心よりお待ち申し上げております。
日時 令和元年6月16日 (日) 14:00~16:40
会場 郡山駅前噴水広場
内容
<演奏タイムスケジュール>
14時00分~14時10分 オープニングトーク
14時15分~14時35分 郡山三線会
14時40分~15時30分 吉崎ひろし 15時35分~16時15分 ひとりぼっち秀吉バンド 16時20分~16時30分 オールラインナップ 16時35分~16時40分 エンディング
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福障連 国会ロビー活動報告(2019年3月)
郡山市版 障がい者差別禁止条例 素案
郡山市障がい者差別禁止条例 素案 (57KB) 「郡山市に障がい者差別禁止条例制定を実現させる会」(以下、差別禁止条例の会)では、福島県の障がい者差別解消条例の制定を受けて、郡山市版の障がい者差別禁止条例制定に向けての動きを活発にしていきます。
その一環として、差別禁止条例の会の「条例試案」を公開し、市民各層の皆様の意見をいただきながら、案を練り上げて行きたいと考えています。
今回掲載しましたものは、あくまでも試案ですので、皆様からも「このような条例が良いのではないか」といったご意見がありましたら、ぜひお寄せください。
(ご意見は、本ホームページの「お問い合わせ」からもご投稿いただけます)
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福島県版「障がい者差別解消条例」成立!
UDタクシーの乗車拒否問題に国交省から通達!
資格については、県のタクシー協会に確認したところ、車いすの方をUDタクシーに乗せるのに資格は必要ない、との回答。要はスロープの出し方など、使い方が分からなかっただけだと思います。
ぜひ、UDタクシーの導入会社は今回の国交省の通達を真摯に受け止め、講習会を実施するなど、車いすの方への対応をしていただきたいと思います。(岡部)
活動写真
活動状況、情報など
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加盟団体など
福島県障がい者自立生活推進連絡協議会(福障連) | 福島県内の作業所(生活介護、就労継続事業所等)と自立生活センターが、県内の様々な問題について話し合っています。合同で研修会なども開催しています。 |
郡山市障がい者団体等連絡会 | 郡山市内の障がい者団体、家族会など8団体と連絡協議会を作り活動しています。共通課題についての連携、市への要望活動などをおこなっています。 |
郡山市に障がい者差別禁止条例制定を実現させる会 | 「障害者差別解消法」を実効性のあるものにしていこうと、市内の障がい者団体、関係団体が集まり、郡山市に差別禁止条例の制定を進めるための様々な活動を行っています。 |
これまでの行政交渉など
重度障がい者入院時意思疎通支援事業 | コミュニケーションに困難を抱える障がい者の方が入院された際に、ヘルパーの付き添いを認めてほしいと、ALS協会福島支部とともに平成22年から交渉を続けてまいりました。平成26年度より、同事業が予算化され、一定の成果を見ることができました。 |