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自立移行住宅 あーすろーど

「あーすろーど」ブログ

昨日7月7日、ILP(自立生活プログラム)が行われました。

2021-07-08
対話の後の緑川さん(左)、橋本さん(右)
 7月7日、4回目の自立生活プログラムが行われました。今回は、介助についてのお話があったとのことです。自立生活事業部の秋元さん、外山さんが「なぜ、介助者に指示を出すのか?」という題目でミニ講演を行い、また、宮下さんから、「この頃、思っていること、感じていること」ということでお話があったとのことです。
 まず、ミニ講演の内容についてお聞きしました。秋元さんからは、「なぜ介助者に指示をしなければならないのか。自分の指示したことは、自分の責任である。全ての責任を自分でとっていきたい。それは、ちゃんとしたおとな、人間として見てもらえることだと思っているからだ」というお話があったとのことです。外山さんからは、「なぜ、指示をださなければならないのか。好きなものを好きなように食べたいからです。僕は、具の大きいカレーが好きなので、指示を出さないと、“食べさせやすい”カレーになって、人参、じゃがいもは細かくカットされたりしてしまう。肉は固くなるので出来上がる直前に入れて煮込む、みたいな」という話をされたとのことでした。
 宮下さんからは、「みんなは、何のためにあーすろーどに入ったの?初心にかえりましょう。今、あーすろーどは、寄宿舎の延長みたいになっていませんか。地域で生活していくってどんなこと?地域で生活したい人は、まだまだたくさんいる。次に繋げることが出来る様にやっていきましょう。」
 最後に、次回のILPについての予告があったとのこと。「あるある、こんなこと」ということで、いろいろな場面を想定しながら、「こんなこと/時どうする。」ということで、実際に外出をして行動する予定とのこと。例えば、「買い物時、ヘルパーさん主導になっていない?店員さんは、ヘルパーさんにばかり話していない?」などです。次回は、7月21日とのことです。
 今回は、参加した緑川さんから感想をお聞きしました。「宮下さんの方から、だんだんあーすろーどが施設みたいになっている、と話があった。僕もそんな感じがしている。もっとみんな自由にやっていいと思う。僕は、仲間だけど自分のことをあーだこーだ言いたくない。干渉されることはやりたくない。この頃、そういうことが多い。あくまで、近所みたいに付き合っていきたい。もちろん、自分も気を付ける。コロナが落ち着いたら、たくさんみんなと遊びたい」とのことでした。
 今日は、担当の橋本理事が、あいえるの会の事務所に来ていました。最後に、橋本さんからの質問に答えていただきました。橋本さんからの「入居してから半年経ちますが、あーすろーどに入っての感想をあらためて教えてください」という問いに対し、緑川さんからは、こんなお応えをいただきました。「比較的、僕は好きなように生活できている。まぁまぁ、ヘルパーには苦労をかけてると思ってる」
 橋本さんから、次回は、夢や要望をお聞きしたいとのこと。近く動画にてお知らせしたいと思います。
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