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自立移行住宅 あーすろーど

「あーすろーど」ブログ

今年度も、ILP(自立生活プログラム)が行われています

2022-06-15
 今年度のILPは、昨年同様、月に2回ずつの予定とのことです。5月から開催されていて、現在の時点で3回開催されました。担当の秋元恵子さんから、今年度のILPについてお話をお聞きしました。

「今回のテーマは<自立するために、とにかく動き出そう!!>です。今までは、介助のことや金銭問題とかを主にやっていました。でも今回は、一番大事な住宅に関することをやりたい。とりあえず今年度中に、あーすろーどの入居者を一人、街に出したい、という目的があり、もっとも難題となるのが住宅だと思います。まず民間と公営住宅のメリットとデメリットを伝えながら、そのうえで、自分にとって何を大事に住宅を選ぶのかを考えて、実際に動くこと。公営住宅については、申し込みをしたり、あと、どこの(地域の)公営住宅を選ぶのかを自分の生活を考えながら選ぶ。民間の場合は、実際に不動産屋さん行って交渉する。それにはやっぱりロールプレイが必要なので、それをやりながら。あとは、不動産屋さんによっては差別的な扱いをされるだろうし、言葉も浴びせられるかもしれないので、ILPとは別にピアカンで癒しながら、そして、今回は担当の宮下、私も一緒に行動する。もうひとつは、実際、いま一人暮らしをしている人の家に行ってみたり、泊まってみたり体験してもらう。そのためにILPを開催します。1回目は、オリエンテーションで「自立するためのプログラムを自分で立ててみよう」、2回目はすごろくを使って住宅について考えました。3回目は、市営住宅についてということで、申し込みの方法を、住宅政策課の方に来ていただいて説明してもらいました。また、実際に市営住宅に住んでいる、自立生活事業部の外山裕一さんと私が話をさせていただきました。
 3回やってみて感じたことは、今までは、具体的に動かなかったから、あれこれ考えて不安になっているという状態だったと思う。これからは、動いていくので目的によって動くことによってちょっとずつ前向きになれると信じています。」

 実際にILPに参加された入居者のお一人、緑川さんに感想をお聞きしました。
「自分のことなので慎重に行動したい。ILPで話を聞いて、いろいろ、ためになっている。基盤は出来てきたので、一年間かけて良い物件を探したい。」とのことです。緑川さんありがとうございます。
 次回は4回目で6月22日(水)に行われます。「自分で行きたい不動産屋さんに行ってみよう(ロールプレイ編)」です。終わりましたら、また報告させていただきます。
第1回のオリエンテーションの様子です
第2回の手作りのすごろくを使って、住宅について考えている様子です。
第3回の市営住宅について、住宅政策課の職員さんにお話を聞いている様子です
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