自立移行住宅 あーすろーど
「あーすろーど」ブログ
8月28日、Yさんが入居されました
2024-09-12
入居されているYさんにお話をお聞きしました。とてもはっきりとしていて意気込みが伝わってきました。
「自分は、会津時代に地域生活から施設に入って、福島では、グループホーム、施設にいました。以前の会津若松市での地域生活との比較で、自分はやはり集団生活は無理だと感じていました。あーすろーどがあることがわかったので、跳躍台にして、もう一度単身生活をしたいと思いました。あーすろーどがなかったら、このような方法で施設から抜け出すことは出来なかったと思います。敢えて抜け出すという言葉を使わせていただきます。その意味で、宮下さんはじめ、あいえるの会の皆様に心から感謝しています。周りの方々があたたかいのですごく心強いです。若い人たちにも伝えたいですが、施設に出るのに難儀しました。現状において、重度の障がい者が、施設生活から抜け出すことの難しさも同時に痛感しました。国の地域移行というのは、管理されたものが求められています。あいえるの会は、本当の意味での地域移行を目指しています。この課題を、あいえるの会のひとたちと取り組んでいきたいと考えています。」
Yさんの協力を得ながら、一緒に、一人でも多くの若い障がい者たちが施設を抜け出し、まちで暮らすことが出来るように活動を続けていけたらと思います。仲間が増えて良かったですね。