自立移行住宅 あーすろーど
「あーすろーど」ブログ
12月9日にILPが開催されました。今回は、ピアカンでした。
2021-12-10
開催した自立生活事業部の担当者にお話をお聞きしました。
「今回は、自立生活プログラムの介助者集めの最終回ということで、ピアカンを行いました。今までのILPでの話し合いの中で、次のようなことが皆さんから出て来ていました。
【重度訪問介護を使っていて、常に介助者がそばにいるということで、一人暮らしをしていても寂しくない。介助者との関係が家族だったり、友人になってしまったり、勘違いしてしまうことがある。そのため、同じ仲間同志で話し合う機会が少なくなっていた。また、介助者は助言をすることが多く、本人が自己決定することが少なくなってきた。】
今後、あーすろーどを退所して一人暮らしをしていくためには、仲間の大切さをピアカンを通して確認してもらいたいと思いました。そのことが、介助者集めにも繋がっていくのです。」
参加した一人、三宅さんから感想をお聞きしました。
「今回は、集団と、1対1と交互に何回か行いました。今、自分が抱える悩みを整理できたり、あと、他の3人のあーすろーどでの生活の中で抱える悩みや思いを共有できて、貴重な時間になりました」
様々な悩みを抱えながら、自立を目指す中で、介助者との関係は重要なことだと思います。介助者集めをする上でも向き合っていかなければならないことだと思います。仲間同士の共有ができたことは良かったですね。
※ピアカンとは、同じような立場・境遇にある人同士が、対等な立場で悩みや不安を話し、共感的に効き合いながら、解決策を見出していくこと。