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自立移行住宅 あーすろーど

「あーすろーど」ブログ

7月18日に5回目のILPが行われました

2021-07-28
 7月18日、5回目のILPが行われました。今回も介助編。
 「自分の言いたいことを伝えよう」「ヘルパー任せになっていないか」「指示の出し方がわからない」という声が上がり、行われたとのことです。
 参加者にまず主旨を説明し、リレートークをしてもらったあと、今回は、あらかじめ担当者が用意した下記の4つのロールプレイの内容から、それぞれ参加者と担当者とペアになって、話し合いをして選んだとのことです。
 
①イトーヨーカ堂に行って、洋服(これは何でもいい)を選んだ。あっちがいいとか、こっちがいいとか言っていたら、介助者がこっちのほうが良いよと言ってきた。その場合わたしたちは・・・。
②食事を食べに行くと思って、たまには、値段の高い所に行こうと思っていたが、介助者に高いと言われた。その時わたしたちは・・・。
③同じところを何度も繰り返し行ったり来たりする。介助者から、目的もなく動かないで、決めて欲しいと言われた。その時わたしたちは・・・。
④食事をしてお金を払おうと思ったら、本人に確認せず、財布を持って行って、お店の玄関にいる。その時わたしたちは・・・。
 
 今日は、参加者の一人本栁牧子さんにお話をお聞きしました。
 「私は、イトーヨーカ堂に買い物に行った。農家で家で野菜は作っているけど、野菜の見方とかわからなくて。いつも一人で決めてるけど、一人で決めるよりは、何十年とまちで暮らしている先輩に聞くことができて、良かった。私は一人暮らしを始めたばかりすごく参考になった。そして楽しかった。今回、ILPで一緒に行けたけど、コロナが落ち着けば、もっともっといろいろ教えてもらえるのにと思った。今回、ヘルパーがいろいろ言ってきたけど「今日はこれ!」と自分の意見を言えた。100%ではないけれど、ちょこっとだけど自分の言いたいことが言えた。いつも一人で考えて決めなきゃいけないと思っていたけど今回先輩に聞くことができて、こういうやり方もあるんだなあと思った。知らないことがもっともっといっぱいあるので、買い物に限らずコロナが落ち着いたら、いろんな人に、たくさんたくさん聞いていきたい。もうひとつ、ワクチン接種1回目が終わった。2回目はこれからなので接種後は、先輩とか、友達と外食してみたいと思っている。」とのことでした。
 ILPの担当者には「普段は、いつもヘルパーと買い物に行っていた。違う人と行ったのは初めてなので楽しかった」と話していたそうです。
 早くコロナが落ち着いて、いろんな人たちとの交流ができるようになるといいですね。地域に出て一歩を踏み出し、地域で生きていくことの楽しさを知ることができたILPだったと思います。
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