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法人からのお知らせ

あいえるの会では、障がい者の自立生活や社会参加について理解を図るため、様々なイベント等を通して啓発活動を行っています。

令和5年度 自立生活支援セミナー開催

障がい者の生活を支える「障害基礎年金」はいかにして成立したのか?

 ~障がい者運動が、その成立に果たした役割を知る~

 現在、障がい者の生活に欠かすことのできない障害年金。その中でも障害基礎年金の成立は1985年であり、その歴史は浅いものです。さらに、その成立過程に障がい当事者団体の所得保障に関する運動が大きな影響を与えたことを知る方は、ほとんどいないと思います。
 今回、障害基礎年金成立への当事者運動の影響について研究された髙阪先生をお招きし、その運動の当事者であったあいえるの会理事長の白石も交え、お話をお聞きしたいと思います。
 多くの障がい当事者が恩恵を受けている障害基礎年金。その成立時の当事者の運動が果たした意義、そしてその課題を知る事により、今後の障がい者の所得保障のあり方について皆さんと一緒に話し合っていきたいと思います。
 時間がない中でのご案内ですが、参加費無料ですので、ぜひともご参加ください!

【日時】令和6年1月20日(土)10時30分~15時
【会場】郡山駅前ビッグアイ7階 郡山市民交流プラザ 大会議室1
【参加費】無料
【定員】50名 ※Zoomによる参加はございません。
【プログラム】
  10時30分~12時
     基調講演
     「障害基礎年金成立に障がい当事者運動が果たした役割と意義」
       講師 髙阪悌雄氏(青森県立保健大学教授)
     (休憩 12時~13時30分)
  13時30分~14時
     講演「障がい者運動は、なぜ所得保障を目指したか」
       白石清春氏(あいえるの会理事長)
  14時~15時
     意見交換会「私たちの生活に必要なことは?」
           ~年金のこと、所得保障のこと、いろいろ話してみよう!~
          (質疑応答、並びに会場とのディスカッション)
  15時 閉会
【お問合せ・お申込み】あいえるの会
    電話024-954-5504/FAX024-925-4558
    メール officeil@cronos.ocn.ne.jp 
    ※開催要項 兼申込用紙は、下記よりダウンロードできます。
     本ホームページのお問い合わせフォームからお申込みいただくことも可能です

開催要項、参加申込書

(2024-01-04 ・ 533KB)

令和5年度 防災イベントのご案内  ※終了いたしました

【報告】あいえる祭り 防災イベント ver.1

 去る6月25日(土)「あいえる祭り防災イベントVer.1」が開催されました。
 近年、地震や水害など大きな災害が続いていますが、その際に一番被害を受けやすいのが高齢者や障がい者です。その様な事態に備え、あいえるの会の防災会議を毎月開催する中で、有事の際どの様にして利用者を助ける事が出来るか?毎回のように話し合ってきました。職員だけで全ての利用者を助けるのは困難で、自助・共助・公助の中の「共助」について、地域で助け合う関係性をつくる必要があるという結論に達し、令和3年度の防災会議を締めくくろうとしていました。その最終回の会議に白石理事長から、AAR Japan(難民を救う会)から、今回のイベントの話を持ち掛けられた、との報告がありました。

 AAR Japanの意向は、「震災以降、災害のなかで生きづらさを抱えた人たちが、危険な場所から逃れ、避難しながら生きる事がどれほど厳しいかを思い知らされてきた。国は、災害時の避難行動要支援者への取り組みや福祉避難所の取り組みを進めてきたが、たびたび起こる災害の中で、それらの取り組の根底には、特別の気配りや手助けに加え、日ごろから身近な地域の中で、生きづらさを抱えた人たちが迷惑を掛け合いながら生きていく営みが当たり前にならなければ、同じ思いをすると感じている。地域や関係者と「災害があっても命をあきらめない」場所をつくりたい。そのモデルとなる拠点を作り、様々な地域で「命をあきらめない」場所ができる事を望んでいる」というものでした。そのような思いで、今回あいえるの会が選ばれ、地域とのつながりをもつための防災をテーマにしたイベント行う事となりました。

 イベントは、あいえるの会の本部事務所1階と2階、駐車場にはテントを設営して行われ、10時のオープン前からご来場いただいたお客様もいらっしゃいまして、関心の高さが伺えました。

 会場では、郡山市が実際に災害時に避難者に配布する食糧や水、段ボールで組み立てるベッドや間仕切り用のパーティション、同じく段ボール製のトイレと個室用のテントを実際に展示して広さや大きさなどを体験してもらいました。
 また、水消火器で消化の疑似体験や災害時に必要な持出し品を当てるゲーム、電動車いすや手動車いすの乗車体験、手動車いすに乗車してもらい段差を乗り越えるなど介助を受ける体験などが行われました。

 それから、イベントの目玉として、午前中は市政きらめき出前講座の「こんなときどうする 災害から身を守るために」を依頼して、市防災危機管理課の方から地震が起こるメカニズムや最新の災害等に関するお話をいただきました。
 また、午後からは、岩手在住のキャサリン・ポーターさんのハープ演奏会が開かれ、ハープの美しい音色に心を癒されました。

 その他に、ご来場いただい皆様には、東本願寺のボランティアの方々が猛暑の中、炭火で焼いてくださった焼きたてのやきとり、市から提供された非常食、あいえるの会からは防災関連グッズ3品と生活介護のわーく・たいむ・るーとの3事業所の利用者さんが作っている手芸品とお菓子の詰め合わせを、記念品としてお渡しました。
 また、利用者Mさんが毎日コツコツと作っている帽子の形のマグネットと、かたひらの畑活用プロジェクトさんの新鮮な野菜の販売があり、どちらも好評でした。

 今回は、多くの方にあいえるの会を知ってもらいたいという反面、コロナ禍という事もあり、来場者が増え過ぎないようするという複雑な状況ではありましたが、約30名のご来場をいただきました。猛暑の中お集まりいただいた来場者の皆様と運営にご協力をいただいた皆様には至らない点が多々あったかと思いますが、この場を借りてお詫びと感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
 次回は秋ごろに第二回目の開催を予定しておりますので、よろしくお願いします。
簡易テント内に段ボールベッド。プライバシーも守られますね。
郡山市防災危機管理課の方の防災ミニ講座。ハザードマップを、もう一度見直そうと思いました。
美しい響きを聴かせてくださった、キャサリンさん。

障がいがあっても高齢になっても地域で安心して楽しく暮らすために!

~脳性まひの二次障がいによる頚椎手術と、その後の暮らしについて~

本セミナーは、修了いたしました。ご視聴いただきました皆様、ありがとうございました。

 世界一高齢化の進んだ日本では、障がいのある人たちの高齢化も進んでいます。それと共に脳性まひの障がいがある方には、二次障がいへの不安が広がっています。二次障がいについて、また障がいのある人々の暮らし・活動について、多くの方々に理解して頂ければと考え、セミナーを開催します。多くの方にご参加いただければ大変嬉しいです。

日 時:令和4年7月30日(土)13時30分~16時30分
参加方法:①会場参加 郡山市総合福祉センター 5F
     ②オンライン参加 Zoomによる参加
(お申し込み後、必要事項お送りします)
※下記のURLからチラシ、申込用紙をダウンロードできます。
 チラシ&申込用紙ダウンロード ※ワードになります
参加費:無料
講 師:三原久範先生
報告者:白石清春氏(あいえるの会理事長)
    橋本広芳氏(あいえるの会理事)
    新田通子氏(支えあう21世紀の会 理事)
タイムスケジュール:
   13:30~14:15 
    基調講演『脳性まひの二次障がいと頚椎手術について』
     三原久範先生(横浜南共済病院副院長)
   14:30~15:30
    事例報告
     ①新田通子氏(横浜市 支えあう21世紀の会)
新田氏は出生時より脳性マヒの障がいがあり、肢体不自由がありながらも、PTの資格を取得し、専門職として長いこと子ども医療分野で勤務した。しかし定年退職の頃から二次障害により歩行困難等が現れ始め、70代になって3回の頸椎手術を受けた。現在、ヘルパー支援を受けながら自立した独り暮らしをしている。
     ②白石清春氏(郡山市 あいえるの会)
1995年に同様の脳性マヒの二次障害により頚椎手術を受けた白石氏は、養護学校卒業後から障がい者の自立生活のための活動をしていた。東日本大震災時、被災障がい者支援に精力的に取り組んだ結果、2013年に2度目の頚椎手術を受けた。手術に関する報告と共に、「障がいがあっても安心して暮らせるように」と、障がい者自立のために立ち上げた「あいえるの会」の取組みについての報告。
     ③橋本広芳氏(郡山市 あいえるの会)
白石氏と共に郡山養護学校を卒業後から障がい者の自立支援活動に取組んだ橋本氏もまた、頸椎手術を受けた。白石氏と共にあいえるの会を立ちあげたが、ケアの全てをあいえるの会のサービスを受けるのではなく、介護保険制度によるサービスと併用して自立した暮らしをしている事例としての報告。
   15:40~16:30 
    質疑応答と懇談 
主催(共催):
 特定非営利活動法人あいえるの会
 特定非営利活動法人支えあう21世紀の会
お申込み:
 特定非営利活動法人あいえるの会
  電話024-954-5504/FAX024-925-4558
 ☆下記から「チラシ&申込用紙」をダウンロードできます。

あいえる祭り 防災イベント バージョン1

障がいを持つ方の防災や避難について考えよう!

 ここ数年、地震や水害など、大きな災害が続いていますが、その際に一番に被害を受けるのは障がい者や高齢者の方々です。
 一方、障がい者の災害時支援には地域の方々の協力は欠かせないものです。
 そこでこの度、まずはあいえるの会の近くに住んでいらっしゃる地域の方々に、私たちの事、障がい者の防災の事などを知っていただきたいと、イベントを企画いたしました。
 共にこの地域で、安心して暮らすために、ぜひ足をお運びください!

日時 令和4年6月25日(土)10時~15時この時間帯にご自由にお越しください
場所 あいえるの会事務所 (郡山市西ノ内二丁目11-15)
内容 ★体験コーナー(防災用品などの体験)
①防災用品の体験(段ボールベッドの体験など)
②非常食試食
③車いす避難体験(車いす介助の体験、階段などの避難体験)
④消火器体験(水消火器による的当てゲーム)
★スペシャルイベント
その1(11時~11時50分) 
 市民きらめき出前講座
「こんなときどうする?〜災害から身を守るために〜」
講演 斎藤 茂 氏(郡山市防災危機管理課)
その2(13時30分~14時30分)
ハープ演奏会
ハープ演奏 キャサリン・ポーターさん
キャサリン・ポーターさん
イギリス生まれ。8歳からハープを始め、ケンブリッジ大学とギルドホール音楽大学院で音楽を学ぶ。
イギリスのラジオやTVなどに出演。ロンドンにてフリーハーピストとして活動する。
宣教師として2011年3月来日。現在、盛岡聖書バプテスト教会および/3.11岩手教会ネットワーク」の
協力宣教師として被災地で活動している。
2013年、CD「目を上げて」、2016年「光の中へ」をリリース。

その他…
○参加された方にお土産あり!!
○無農薬・新鮮野菜の販売もあります!!

お問合せ:特定非営利活動法人あいえるの会 (担当 秋元)
電話 024-954-5504
FAX024-925-4558

令和3年度 自立生活支援セミナー開催の報告

DPI日本会議と共催で自立生活支援セミナーを開催しました

 去る3月18日に、あいえるの会・DPI合同で【一緒に考えませんか?災害時のこと】をテーマにセミナーを開催いたしました。

 今回のセミナーは、新型コロナウィルス感染対策にてオンラインでの開催となりました。全国各地から、70件の視聴申し込みがありました。

 当法人の白石からは、東日本大震災時の支援センターの活動経験を踏まえた障がい者の避難や福祉避難所等についての提言を、立木茂雄氏からは、災害対策基本法の改正を受けた障がい者の避難や福祉避難所の在り方などについての最新の情報を、さらに村野淳子氏からは、行政や地域住民を巻き込んだ避難訓練の取組などについてお話いただきました。セミナーの最後にはDPIの佐藤聡氏から、障害者差別解消法の改正などへのDPIの取組について報告がありました。


 今回のセミナーに参加して思ったことは、当事者自身が行政で行っている避難訓練などの地域活動に積極的に参加し、近所の方との交流を持つために行動していかなければいけないということです。


 ”自分の命は自分で守る”という気持ちは大事です。

 しかし、災害時はまわりの協力が欲しい時があります。

 そのようなときのために、当事者自身が自分をアピールしていかなければ、地域の方々に気付いてもらえないので、もっと積極的に自分達の存在を出していかなければならないと思いました。

 福島県では東日本大震災から11年…そしてセミナーが開催される2日前に福島県沖を震源とする震度6強の地震が起きたばかりでした。

 全国では地震以外にも台風被害など、自然災害が起きています。

 当事者も職員も災害が起きてからではなく、命を守るということから日頃から避難訓練や防災訓練を定期的に実施し、すぐ動ける体制を関係機関ともに作っていきたいと思いました。

セミナーを真剣に聞く職員

自立生活支援セミナー開催のご案内

あいえるの会 利用者アンケートの公開について

あいえるの会では、今年(令和3年)、利用者さん(介助派遣、生活介護、相談支援)向けのアンケートを実施しました。
そのとりまとめができましたので、ここに掲載させていただきます。
いただきましたご意見、苦情につきましては、今後の活動に活かしてまいりたいと思います。
今後もどうぞあいえるの会を、よろしくお願いいたします。
ぜひ、下記のURLからご覧ください。

あいえる祭り2020

あいえる祭り2020が開催されました。

中央はセミナーでもお話しいただいたNPO法人ちゅうぶの森園さん
 あいえるまつり2020が、令和2年1月21日(火)~1月26(日)までの6日間、郡山市ビッグアイ6F展示室にて開催されました。
 期間中は、わーくIL、たいむIL、るーとIL、それぞれの生活介護事業所の利用者さんが作成した絵画や書道、陶芸品、缶バッジやボンボンマスコットなどの作品が展示されました。また、書道教室や気功体操教室、リンパマッサージやボッチャ、似顔絵描きコーナーなどの体験コーナーなども行われました。これらの企画には、あいえるの会の利用者さんのみならず、一般のお客様も参加され、とても満足された様子でした。
 特にリンパマッサージや似顔絵描きコーナーは、待ち時間が出来るほど大盛況で、マッサージを受けたお客さんからは「とても気持ちが良かった」、「腕や足が軽くなった」などのありがたい声をいただきました。また、似顔絵描きコーナーに参加されたお子さん連れのお母さんは「凄い!私のSNSにアップします」とのこと。何とも嬉しい声をいただき感謝でございます。
 今回の祭りには、延べ353名とたくさんの方々にご来場いただきました。あいえるの会をより多くの方々に知っていただけたのではないかと考えています。
 今回のイベントに関わって下さった方々に、心より御礼申し上げます。
 スライドショーにもアップしましたので是非、ご覧下さい!!

あいえる祭りが開催されました。

がくとくんも応援に駆けつけてくれました!

616()14:00~郡山駅前広場にて、あいえる祭り第1弾「ライブコンサート」を開催しました。

今回のライブコンサートは、「郡山三線会」「バンジョー奏者・吉崎ひろし」さん、「ひとりぼっち秀吉(ひできち)BAND」の3グループ・個人に出演していただきました。

「郡山三線会」による「い~や~ささっ!」の音頭による沖縄民謡の演奏と踊りに心が躍り、「バンジョー奏者・吉崎ひろし」さんによる、アメリカ生まれの弦楽器バンジョーによるカントリーミュージック(カントリーロードなど)の演奏で感動し、そして「ひとりぼっち秀吉BAND」による代表曲、「俺たちまだやれる人」の演奏など会場は大盛り上がりでした。

そして、あいえるの会のHIROが作詞し、秀吉さんが作曲した「LIFE STYLE」は、観客の中に涙を浮かべている方がいらっしゃるなど、とても大きな感動を与えたようです。その後、盛大なフィナーレとなり、大盛況の内に幕を閉じることが出来ました。

今回のイベントに関わって頂いた全ての皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

演奏の様子をスライドショーにしてアップしましたので、そちらもご覧下さい。

「あいえるまつり2020」のご案内

あいえる祭り2020を開催!(終了しました)

あいえる祭り チラシ

(2019-12-27 ・ 1205KB)

あいえるの会は、創立25周年目を迎えました。これもひとえに皆様方の暖かいご支援のおかげと心より感謝しております。
この25周年を記念し、第4回あいえる祭り(あいえるまつり2020)を、令和2年1月21日(火)~1月26(日)までの6日間、郡山市ビッグアイ6F展示室にて開催いたします。この節目の年に、今回の祭りを開催し、郡山市に住む多くの方々に、あいえるの会を知って頂きたいと考えております。
 
祭りのテーマは「郡山市民の皆さまと25年間にわたる、あいえるの会の歴史を語り合いたい」。
 
期間中は、わーくIL、たいむIL、るーとIL、それぞれの生活介護事業所の利用者様が作成した書道や陶芸品、缶バッジやボンボンマスコットなどの展示の他、気功体操教室やリンパマッサージ、ボッチャの体験コーナーなどを企画しております。
たくさんのご来場をお待ちいたしております。

自立移行住宅「あーすろーど」

【ケア付き住宅(仮)名称決定!!】

事務局の岡部です。
さて、これまでケア付き住宅(仮)については、仮称として来ましたが、いよいよ名称が決まりました!
先日(9月24日)に開かれた、あいえるの会臨時総会、兼ケア付き住宅(仮)説明会において、白石理事長から発表されました。

その名は、、、

『自立移行住宅 あーすろーど』

名称に込めた理事長の想いは3つ。
・地球の大地に根付かせる自立生活
・障がい者自身の動き(道(ロード)を歩む)が社会を変え、さらに地球を守ることにつながると信じて
・障がい者の自立を明日(アース)に繋げていき、後輩の意率を促していく

建物については来月着工し、入居予定者向けのILPも本格的になっていきます。
これからも、情報をお伝えしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

『往き還り繋ぐ ~障害者運動 於&発 福島の50年~』のご案内

福島の障がい者運動史『往き還り繋ぐ』が刊行されました!

当法人の白石、橋本をはじめとした、福島県の肢体不自由の方々の障がい者運動史が発刊されました。
全国的にみて、独特な動きを見せた(と言われている)福島県の障がい者運動。
その黎明期から発展期、そして活動が下火になりつつある現在までのおよそ50年間を、運動の中心を担った方々へのインタビューを通して、運動の発展の背景を掘り起こします。
福島における障がい者運動の一里塚として、また単純に読み物としても非常に面白い本となっています。
ぜひ、お手にとってお読みください!
なお、この本は、購入者に対して、視覚障がいなどで墨字へのアクセスが困難な方へ、テキストデータの配布も行っています。
 
出版社の紹介ページ 「往き還り繋ぐ」(生活書院) (定価2,500円+税)
※タイトルをクリックするとページに飛びます
※近くの書店にない場合、あいえるの会にお問い合わせください。
 (担当 岡部)
 

福障連 学習会のご案内

旧優勢保護法での優生手術被害を考える学習会の開催(終了しました)

(2019-05-23 ・ 526KB)

福島県障がい者自立生活推進連絡会では、下記の日程で優生手術被害を考える学習会を開催します。
先の国会で被害者の救済法案が通りましたが、各地で裁判が繰り広げられ、国からは明確な謝罪は聞かれません。
3年前の「やまゆり園事件」を乗り越えていくためにも、私たちは「内なる優生思想」にも目を向けていかなければいかないのではないでしょうか。
今回は安積遊歩さんを講師にお迎えし、基調講演をいただくとともに、優生手術を受けさせられた被害者の方を招いてのシンポジウムも開きます。
ぜひ、多くの皆さんのご参加をいただき、この問題を一緒に考えていきたいと思います。
なお、参加については添付のチラシをご覧ください!
 
日時 令和元年6月29日(土)11時~16時
会場 郡山市総合福祉センター 5階集会室
定員 80名
内容 
〇第1部 
基調講演 11時~12時30分
「優生思想をめぐる親子の対話」 講師 安積遊歩氏(ピアカウンセラー)
〇第2部
シンポジウム
  • テーマ:旧優生保護法での優生手術被害者の支援に向けて
  • シンポジスト:優生手術を受けた被害者の方
    杉山裕信氏(CILたすけっと)
    利光恵子氏(優生手術に対する謝罪を求める会)
    秋元恵子氏(あいえるの会)
  • コーディネーター:瀬山紀子氏(淑徳大学非常勤講師)
  • コメンテーター:安積遊歩氏

あいえる祭りのご案内

あいえる祭り第1弾を開催!(終了しました)

 あいえるの会は、創立25周年目を迎えます。その節目を記念し、この1年間「あいえる祭り」と題して、様々なイベントを開催していきます。第1弾はライブ企画を行います。
 福島の人気バンドグループ「ひとりぼっち秀吉バンド」によるライブ、バンジョー奏者の「吉崎ひろし」によるフリーライブ、そして友情出演として「郡山三線会」による沖縄民謡の演奏を行います。
 たくさんのご来場を心よりお待ち申し上げております。
 
日時 令和元年6月16日 (日) 14:00~16:40
会場 郡山駅前噴水広場
内容
<演奏タイムスケジュール>
 14時00分~14時10分 オープニングトーク
 14時15分~14時35分 郡山三線会
 14時40分~15時30分 吉崎ひろし
 15時35分~16時15分 ひとりぼっち秀吉バンド
 16時20分~16時30分 オールラインナップ
 16時35分~16時40分 エンディング

福障連 国会ロビー活動報告(2019年3月)

旧優勢保護法における被害者救済法案に関する要望

(283KB)

 3月13日(水)に福島県障がい者自立生活推進連絡会主催の、ロビー活動がありました。
 当法人から、白石理事長をはじめ、3名が参加しました。今回の要望事項は、主に障害者基本法改正案、旧優生保護法被害者救済関連法案、その他を本県選出の国会議員に提出してきました。
 なお、要望書の内容については添付の資料をご覧いただければ幸いです。
 (障害者基本法改正に関する要望は、下のブロックをご覧ください)
自立生活事業部 外山

障害者基本法改正法案に関する要望書

(1560KB)

※障害者基本法改正についての要望書はこちらをご覧ください。

郡山市版 障がい者差別禁止条例 素案

 「郡山市に障がい者差別禁止条例制定を実現させる会」(以下、差別禁止条例の会)では、福島県の障がい者差別解消条例の制定を受けて、郡山市版の障がい者差別禁止条例制定に向けての動きを活発にしていきます。
 その一環として、差別禁止条例の会の「条例試案」を公開し、市民各層の皆様の意見をいただきながら、案を練り上げて行きたいと考えています。
 今回掲載しましたものは、あくまでも試案ですので、皆様からも「このような条例が良いのではないか」といったご意見がありましたら、ぜひお寄せください。
 (ご意見は、本ホームページの「お問い合わせ」からもご投稿いただけます)

福島県版「障がい者差別解消条例」成立!

 福島県議会は、昨年12月の定例県議会で、障がい者差別解消にかかる条例、「障がいのある人もない人も共に暮らしやすい福島県づくり条例」を可決、制定しました!(施行は2019年4月1日から)
 県の障がい福祉課長は、昨年11月4日のJDFパラレルレポートのフォーラムにも参加いただき、非常に熱心にこの条例制定に動いていただいていました。
 フォーラムの後、郡山市の障がい者差別禁止条例の会の意見をお伺いに来る事もあり、私達の声を反映させていただいた部分もありました。一つの例として、インクルーシブ教育の観点から、条例案の段階で教育の推進の条項に入っていた「交流教育」の文言が外れる、などがありました。
 もちろん、内容全てが私達の思いを反映しているものではありませんが、条例の制定は、共生社会へ向けた確かな一歩となったことは間違いありません!
 条例が制定されて終わりではなく、より良い条例に進化させていくことも必要だと思います。
 また郡山市の差別禁止条例制定の動きもこれを期に加速させていきたいと思います!
                            (事務局 岡部)
 
☆条例本文は、福島県のホームページ(下記参照)でご覧ください!

UDタクシーの乗車拒否問題に国交省から通達!

 郡山でも走り始めている、UDタクシー。
 私達の会でも、「乗せてほしい」とUDタクシーのドライバーに声をかけても「車いすの方を乗せる資格が無いから乗せられない」、予約しようとすると「その日はUDタクシーのドライバーがいないので対応できない」などと断られる方が続出しました。
 資格については、県のタクシー協会に確認したところ、車いすの方をUDタクシーに乗せるのに資格は必要ない、との回答。要はスロープの出し方など、使い方が分からなかっただけだと思います。
 ぜひ、UDタクシーの導入会社は今回の国交省の通達を真摯に受け止め、講習会を実施するなど、車いすの方への対応をしていただきたいと思います。(岡部)
 
 ☆通知の詳細は、下記の「DPIホームページ」をクリック!
  
 
 

活動写真

2020年1月21日(火)~26日(日)あいえる祭り

ペットボトルの蓋で作成した「IL」マークの前で、パチリ♪

活動状況、情報など

加盟団体など

福島県障がい者自立生活推進連絡協議会(福障連)福島県内の作業所(生活介護、就労継続事業所等)と自立生活センターが、県内の様々な問題について話し合っています。合同で研修会なども開催しています。
郡山市障がい者団体等連絡会郡山市内の障がい者団体、家族会など8団体と連絡協議会を作り活動しています。共通課題についての連携、市への要望活動などをおこなっています。
郡山市に障がい者差別禁止条例制定を実現させる会「障害者差別解消法」を実効性のあるものにしていこうと、市内の障がい者団体、関係団体が集まり、郡山市に差別禁止条例の制定を進めるための様々な活動を行っています。

これまでの行政交渉など

重度障がい者入院時意思疎通支援事業コミュニケーションに困難を抱える障がい者の方が入院された際に、ヘルパーの付き添いを認めてほしいと、ALS協会福島支部とともに平成22年から交渉を続けてまいりました。平成26年度より、同事業が予算化され、一定の成果を見ることができました。
特定非営利活動法人
あいえるの会
〒963-8022
福島県郡山市西ノ内二丁目11-15
TEL.024-954-5504
FAX.024-925-4558
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